SMX WEST 2013がサンノゼで開幕した。
SMXへの参加は初めて。おまけにサンノゼも初上陸でございます。
「Search Marketing EXPO」の名の通り、もともとはサーチ系のカンファレンスなんですが、マーケティングの成果につながるトピックならなんでもアリという感じで採り上げてくれてます。ですので、各トピックと他施策との関連性をマーケティング全体から俯瞰して把握できる。たとえば、「ソーシャルがサーチに与えるインパクトは?」「モバイルがサーチをどう変えるか?」といった視点が手に入りやすい気がします。
詳しくはコチラ。
http://searchmarketingexpo.com/west/
会場はコチラ、San Jose Convention Center。
で、感想。
デバイスの変化がマーケティング施策全体に与える影響は予想通り、というか予想以上に破壊的だってこと。
グーグルやフェイスブックといった主要プレイヤーは、これまでPCネイティブにデザインされてきたわけですけど、それらのお作法がいっきに変わると。
たとえばこんなリサーチ結果が...
①2013年には全検索の3割はモバイル経由になるという予想が。
=もはや無視できるレベルじゃあありません。
②ユーザーは情報(リンク)にとどまらず「タスク遂行」のためにモバイル検索を使う。
=ユーザーの検索行動、検索に求める役割が変わってきています。
さらに・・・
③PCとモバイルで検索クエリは違う。
④現状のランディングページに不満があると、モバイルユーザーの79%は検索に戻って他をあたる。また、検索自体やめてしまう人が5倍に。
⑤多くの企業はモバイルSEOのベストプラクティスをキャッチアップしてない。一方で、多くのリーディング企業はモバイル対策を別に準備している。
⑥CTRとCVRはデバイス(PC、スマートフォン、タブレット)によって大きく変わってくる。
⑦デバイスによって活性化する時間帯、曜日などが全く違う。
⑧同じモバイルでもWifi経由とキャリア経由で検索クエリが違ってくる。
=個別に最適化するしかないです。
などなど。。検索領域だけでもこれだけの影響があるんですね。ご存知の通り、ソーシャルやらリアル空間への影響なども大きいだけに、全体の顧客接点シナリオを見直す絶好の機会なんだろうなあとあらためて思いました。
明日からは個人的に大注目のコンテンツ系のセッションが続々登場。
テンション上げていかないとね。
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